井戸水の水質検査のやりかたを解説!【項目や基準は?】

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こんにちは。

皆さんのおうちでは井戸水を使っていますか?
なかなか都心などでは使っている方は少なそうですが、地方などでは家に井戸がある方も多いと思います。

今回は、その井戸水の水質検査のやり方や項目・引用できる基準について説明解説していきたいとおもいます。

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検査するべき項目は?

一概に水質検査をするといってもたくさんの項目がありますね。

検査するべき項目は各自治体で推奨されている項目が違いますが、概ね同じような項目です。

今回ここでは、筆者が見た中で比較的わかりやすくまとめられていた埼玉県で推奨されている検査項目をもとに説明していきます!
内容は概ね一緒ですが、一応ちゃんと自分の自治体の項目を確認しておきましょう。「井戸水 水質検査 ****県」といったように検索すれば出てくると思います。

こちらが筆者がおすすめする24項目検査の項目です。こんなのがあるんだーって感じで見てください(笑)

項目基準値
★一般細菌1mlに100個以下
★大腸菌検出されない
カドミウム及び化合物0.003mg/L
セレン及び化合物0.01mg/L
鉛及び化合物0.01mg/L
ヒ素及び化合物0.01mg/L
六価クロム化合物0.05mg/L
★亜硝酸態窒素0.04mg/L
★硝酸態窒素10mg/L
ホウ素及び化合物1.0mg/L
亜鉛及び化合物1mg/L
アルミニウム及び化合物0.2mg/L
鉄及び化合物0.3mg/L
銅及び化合物1mg/L
マンガン及び化合物0.05mg/L
★塩化物イオン200mg/L
カルシウム・マグネシウム硬度300mg/L
蒸発残留物500mg/L
★有機物3mg/L
★PH5.8~8.6
★味異常でない
★臭気異常でない
★色度5度以下
★濁度2度以下

なんか小難しい感じですね!

項目の前に★がついている項目は埼玉県が推奨している水質基準項目になります。

ちなみに皆さんが普段飲んでいる水道水は51項目検査をされていますよ。

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水質検査をしてみよう!

今回筆者が実際にやってみた水質検査は「日吉オンライン検査web」にて検査しました。

HP▶ https://www.hiyoshi-online.com/

ここではいくつかの種類の検査を選ぶことができますが先ほどもおすすめした「24項目検査」がおすすめです。通常「51項目検査」が約10万円ほどかかるのに対し、この「24項目検査」は15,660円で検査ができるコスパの高さも魅力の一つです。

ってことで申し込みをすると採取キットが宅配便で届きます。

こんな箱が届きます!

箱の中に入っている説明書よく確認してから容器に水を入れてください。種類によって入れ方や水の量、共洗いするかなどが細かく指定されているので気を付けてくださいね!

細菌や雑菌が入って検査結果が変わってしまうことを防ぐために(特に外の蛇口から採るとき)、水を入れる前に蛇口の水が出てくる部分をライターでよくあぶるなどして殺菌してください!
そしてしばらく水を出しっぱなしにして数分放置!!

ってことで水を採るときはライターを忘れずに!!

ここまで準備してから水を採りましょう!

で、採り終わって箱に詰めるとこんな感じ。

箱を持つとけっこうずっしり

そしたら、箱を閉めて同封されている「封」のシールを貼って発送しましょう。

しばらくすると検査結果が郵送されてきます。

報告書はこんな感じ▶公式サンプル https://www.hiyoshi-online.com/report/#anc02

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まとめ!

なにか項目の基準値に引っかかってしまうと基本的には飲用はできません。しかし、項目によっては煮沸させれば飲用できるものがあったり洗濯などの生活用水に使用できたりする場合もあります。
詳しくは検査結果に同封されている解説に書いてあります。解説にはこのくらいの硬度がおいしいよーみたいなことまで書いてあります!

ちなみに今回筆者が検査した井戸水は飲用できるという結果でした。

特に掘ったばかりの井戸だと検査に不合格でもしばらく使っていくうちに水がよくなっていくこともあるようなので定期的に検査したほうがよさそうです。

今回はこれでおわりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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